人の声、人の手が、交わる
その時、理想の光が生まれる
KOIZUMIの人
コイズミ照明株式会社/理想の光をカタチにし、製品化につなげる光学設計
KOIZUMIブランドをつくりあげているのは、小泉産業グループで働く人たちです。
彼らが何を思い、何を大切にしながら、価値創造に取り組んでいるのか。KOIZUMIの人の声をお届けします。
今回は光を設計する「光学設計」に携わるメンバーを中心に、それぞれのこだわり、共創の裏側を語ってもらいます。
Talk Member
光学設計室長
寺田 守
光学設計
屬 史春瑠
製品企画
東 千尋
デザイナー
増子 葉月
「こんな光が
あったらいいな」を、
一つずつカタチにしていく
寺田私たちが担う光学設計は、決して大きく目立つような役割ではありません。しかし、お客様の声、営業担当者や企画担当者の要望から生まれた製品のアイデアを受けて、理想の光をカタチにする設計は製品開発に欠かません。その上で、確かに理想を叶えられる技術力が備わっていることが当社の強みだと考えています。
屬その中でも、複雑なニーズに応えるテクニカルな設計から、意匠にこだわった製品に求められる有機的な光まで、幅広く対応できるところが私たちの強みだと思います。数値で表せる部分の設計はもちろんのこと、感覚的な部分を実現する技術があります。
増子私はテクニカルな製品から、「MySTYLE, MyLIGHT」のような、デザイン性・装飾性が核となる製品のデザインまで幅広く担当しているのですが、光学設計チームの存在は大きいと感じています。デザイナーが机上でデザインや光のイメージを完成させても、理想の光を実現するとなると、どうしてもデザインの段階と実際に手に取れるモノになった時とではギャップが生じてしまうものです。その差を埋められるよう力を貸してくださる皆さんにはいつも感謝しています。
東私は企画担当として、お客様の声に耳を傾け、お客様の視点に立って製品をつくりあげることを大切にしています。そうした中で、確かな光学設計技術があることで、私たちはお客様の理想を叶えられていると考えています。


言葉を交わし、
手を動かし、理想を
東実際に「Vanity Mirror Down Light」「Anti-Glare Workspace Down Light」といった製品はお客様の声を起点に開発され、光学設計の技術力によって製品化に至りましたね。
寺田1つの器具で上からの光だけで立体的に対象を照らせるダウンライト「Vanity Mirror Down Light」、ライティングの幅を広げつつ光自体はまぶしすぎないという特性を持つ「Anti-Glare Workspace Down Light」は、いずれも光学設計の妙が光る製品になります。通常、製品開発には1年くらいかかるのですが、それぞれ2年以上はかかったと思います。当初はなかなか仕様を実現できず、プロジェクトが立ち消えそうになることもありました。しかし、反射板やレンズ、配光角の調整を繰り返し、トライアンドエラーを重ねた先で難しい仕様を叶えることができました。

増子今回の「MySTYLE, MyLIGHT」シリーズの新製品でも光学設計において試行錯誤を重ねました。「こういう模様の光を出したい」「穏やかでナチュラルな空間を演出できる製品にしたい」といった仕様を、イメージビジュアルとともに光学設計チームにお伝えし、それを屬さんがシミュレーションや試作を通じて実現してくださいました。
屬私自身がもともとデザイナーだったのでよく理解できるのですが、デザイナーってやはり仕上がりにこだわりたいんですよ。そんな思い・期待に応えようと、光学設計のパターンを100個以上も試して、理想の光を模索し続けました。イメージとのギャップがなかなか埋まらなかったり、光源周りの光学部品を変えると余計な影が発生するといった不都合が都度発生したり、シミュレーションに入る前に増子さんのデザインイメージを3Dにするプログラミングに手間がかかったりと大変なことだらけでしたが、満足いくものを作り上げることができてよかったです。
東こうした連携、チームワークは技術力の土台になっていると思います。お客様の声、ニュアンスをくみ取り、数値化して仕様に落とし込むまでは主に営業や企画担当が担いますが、光学設計メンバーがその過程に参加してもらうこともあります。また、その後に仕様を再現する中では特に密なコミュニケーションを意識しています。
寺田そうしてお客様の声がちゃんと伝わってきて、温度感を共有できた案件は、光学設計の質もより高まっていると感じています。現在、世の中のテクノロジーは大きく進歩しており、ただの技術力だけでは同業他社と差別化を図ることは難しくなってきています。そうした中で当社は、メンバー間の連携を土台に、きちんとお客様の声に耳を傾け、確かな光学設計の技術力をもって理想を実現できるところが魅力なのかなと思います。


コイズミの
これからを描く上で、
光学設計だからできること
屬今後はコイズミの光学設計の強み・魅力を引き続き活かしつつ、さらに“引き出し”を増やしていきたいです。現在私はプログラミングやAI活用を学習しているのですが、それらをマスターすれば、できることはもっと増えるはずです。快適な光の設計はもちろん、人の感性を刺激する光のデザインを追求していきたいと思います。
増子そうして光のデザイン性を高める上では、デザイナーだからできること、デザイナーだけではできないことがあると考えています。これからも光学設計チームと連携を図り、“光品質”を伴った質の高い光を提供し続けたいです。
東「KOIZUMIといえばこれ」といえるような、新しい看板製品を生み出したいですね。私はこれまで営業を担当していたのですが、現在、新鮮な気持ちで企画を担当しています。営業で培ったノウハウ、企画としての視点、そして光学設計の知見を掛け合わせ、製品・ブランドをつくっていきたいです。
寺田皆さんがおっしゃるように、光学設計は製品開発に欠かせない役割・技術です。だからこそ私は、光学設計を専門分野ではなく、一般的な知識として社内に広めていきたいと考えています。どうすれば理想の光を生み出せるのか、全員が当たり前のように、さらりとやってのける風土ができれば、もっとできることは増えるはずです。これからも“光学設計力”をエンジンとし、KOIZUMIブランドを成長させていきたいです。



