グループの総力で挑む、かつてない空間づくり
シニアの暮らしに寄り添う「やり切る」熱意
KOIZUMIの人
小泉産業株式会社/シニア向け分譲マンション「神戸ジェームス山 中楽坊」への空間プロデュース
KOIZUMIブランドをつくりあげているのは、小泉産業グループで働く人たちです。
彼らが何を思い、何を大切にしながら、価値創造に取り組んでいるのか。KOIZUMIの人の声をお届けします。
今回は、グループ各社の力を結集して空間プロデュースに挑んだ「神戸ジェームス山 中楽坊(ちゅうらくぼう)」のプロジェクトメンバーに、立ちはだかった壁や空間づくりにかける熱意を語ってもらいました。
Talk Member
新規事業担当
小泉産業株式会社
経営企画室 室長
勝木 武志
照明担当(前任)
コイズミ照明株式会社
製作室(前 LCR大阪)
藤田 敦子
照明担当(後任)
コイズミ照明株式会社
LCR大阪
原村 涼加
家具担当
株式会社ハローリビング
ソリューショングループ
池元 抽紀路
未知の領域と、
託されたバトンへの責任感
勝木「神戸ジェームス山 中楽坊」は、衣食住の「住」の分野で新しい事業を生み出そうという小泉産業の取り組みの中で、ハイネスコーポレーション様とタッグを組むカタチでスタートしました。当社のさまざまな事業が一体となって「空間」に取り組む、まさにグループシナジーを体現するプロジェクトです。実際に完成し、お客様が笑顔で暮らしている姿を見た時は、これまでにない達成感を感じました。
池元私はハローリビングとして初期段階から共用部の家具コーディネートなどで入らせていただきました。これまで新築マンションには数多く関わってきましたが、今回はシニア向けということで、ご入居後の実際の生活により深く配慮した提案が求められました。設計を担当する方との色決めも非常に細かく、通常の分譲マンションとは全く異なるアプローチが必要で、最初は手探りの連続でしたね。
原村私はコイズミ照明の担当として、基本設計が終わり着工が進み、プロジェクトが7割ほど進んだ段階で前任の藤田から現場を引き継ぎました。藤田が主担当としてすでに設計の方やハイネスコーポレーション様との強固な関係性を築いてくれていたので入りやすさはありましたが、その分「利用者に寄り添った計画」という当初の熱いコンセプトを完遂させるプレッシャーは相当なものでした。


現場で直面した壁と、
それを乗り越える執念
原村施工前に、確かなリサーチとコンセプト提案、その実装まで進めたため、内容そのものに変更などが発生することはありませんでした。しかし実際に現場に入ると、図面通りにはいかないことが多々ありました。一番苦労したのは、長い期間のプロジェクトだったので提案していた器具の大部分が生産完了になり、現在のラインナップで置き換えしなくてはならない事態に直面したことです。それでも空間そのものの質、そして機能性や安全性の質は落とせません。何度も現場に足を運び、寸法を確認し、状況に合わせた代替案を出し続けることで、なんとか乗り越えることができました。
池元ハローリビングとしても、長期にわたるプロジェクトならではの苦労がありました。完成までに約3年を要するため、初期のパンフレット作成時に予定していた家具が、発注の段階になって廃盤になってしまったんです。
勝木それは大変でしたね。空間のイメージを守りながら、代替製品を探さなければならない。
池元はい。絶対に妥協したくはありませんでしたので、ありとあらゆるメーカーのカタログに目を通し、コンセプトに合う家具を一から探し、提案しました。最終的にはハイネスコーポレーションのご担当者様と一緒にショールームを何軒も回り、実際に見て座って決めていただきました。

「人」の暮らしを想うアイデアが集い、
グループシナジーをもってカタチに
原村絶対に妥協しないという点では、それぞれ品質にも強くこだわりましたね。藤田の提案により、照明は、中楽坊のグレードに見合った特注のシャンデリアや建築照明の作り込み、レストランやお風呂の利用時間に合わせて自動で変化するスケジュール制御を取り入れています。ただ明るいだけでなく、シニアの方々の1日の生活リズムに寄り添う「光」にこだわりました。入居者様からは「ホテルのスパのようだ」と高い評価をいただいています。
池元家具については「ジェームス邸」というクラシックでラグジュアリーなコンセプトに近づけつつ、ご高齢の方が立ち上がりやすい椅子の重さや持ち手、沈み込みすぎないソファなど「安全性と快適性」を軸に選びました。実は空間の中に、コイズミファニテックのスツールや、小泉成器のドライヤーなども組み込ませていただいています。
勝木ファニテックのスツールは、私が以前商品企画にいた時に携わっていたものなんです。現場でそれがお客様に使っていただいているのを見た時、点と点がつながったようなご縁を感じましたし、何よりうれしかったですね。
また、改めて振り返ると、各社の創意工夫、それをかけあわせたグループシナジーが発揮された案件だったと感じます。皆さんの苦労の結晶が、こうして一つの素晴らしい空間になりました。この経験を糧に、今後は退去後のリフォームやオリジナル寝具の提案など、よりお客様一人ひとりの暮らしに寄り添った「住」の価値提供へと、さらなる挑戦を続けていきたいですね。そのために、またこうしてグループ各社で連携して知恵を持ち寄り、新たな価値を共創していきたいと思います。


